沢屋敷 試合

K-1の新星・沢屋敷に“ヒデの風格”

沢屋敷純一は自分の記事が載る日刊スポーツを手に写真に納まる 新星・沢屋敷純一(22=チームドラゴン)が「K-1のヒデ」になる。本戦初出場でジェロム・レバンナを下した快挙から一夜明けた5日、喜びを見せるどころか、クール&クレバーを貫いた。周囲からは早くも「大物ハンター」として英才教育、トップ選手とのビッグマッチ限定でスターに育てる案が浮上。WORLD GP開幕戦出場の可能性まで出てきた。低迷するK-1日本勢の救世主として、期待は高まる一方だ。

 クールな話しぶりだった。沢屋敷は、快挙に沸く周囲をいぶかしげに見ていた。「昨日の試合は作戦がはまってよかった。実力を付けて、世界と肩を並べたい」。世界舞台を目指す22歳には、驚く結果ではなかった。
日刊スポーツより

「新番長」沢屋敷、世界進出へ

「新番長」沢屋敷、世界進出へ バンナ撃破「すごいですね」人ごと
本紙が報じた紙面を手にする沢屋敷
 4日の「K―1 WORLD GP 横浜アリーナ大会」で、日本人で初めてジェロム・レ・バンナ(フランス)を下した沢屋敷純一(22)=チームドラゴン=が、早くも海外進出する。谷川貞治イベントプロデューサー(45)が5日、都内で会見し、4月28日の米国GP(ハワイ)に出場させることを示唆。重量級の超新星が世界に羽ばたく。

 大物は常人と感覚が違う。沢屋敷は、自身の偉業に一晩明けて気がついた。試合を大きく報じたスポーツ新聞4紙を前に「すごいですね」と人ごとのよう。目を通し終えても表情を変えずに「これ、もらっていいですか?」とつぶやいた。試合後も父・登さんは会場で号泣したが、本人はポーカーフェースだった。

 バンナの適当な相手が見つからずに、苦肉の策で谷川氏が選んだ原石。周囲は危険と判断して反対し、昨年引退したアーネスト・ホースト氏はバンナを侮辱するマッチメークとみなして怒りさえ見せた。だが、チームドラゴンの前田憲作代表は「驚かせてみせます」と谷川氏に約束。本当にその通りになった。

 谷川氏は「底が見えない、ヌボーッとした大物感がある。武蔵が出てきた時以上に可能性を感じた」と絶賛。育成方法には「大物と当てていくか、(身の丈にあった選手と当てて)大事に育てるか迷う」と慎重だが、ハワイ大会参戦には「あり得ます」と断言した。

スポーツ報知より抜粋